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まずはRAMPAGE初掲載ということで自己紹介からお願い出来ますでしょうか?

 

R&Bシンガーソングライターです。幼少時代はお琴を習っていたのですが、母が洋楽も好きだったので小さな頃からマドンナやホイットニーヒューストンを良く聞いていました。高校時代に歌を始め、アメリカ留学を経て、去年「True Colors」というミニアルバムをリリースし、現在東京を中心に、全国各地でもライブを行っています。

6月24日に待望の1st Full Album 「RAINBOW」がリリースされましたが、このアルバムの全体的なコンセプトは何ですか?あと、タイトルの「RAINBOW」ですがこのタイトルにした理由は?

このアルバムを作り始めたとき、コンセプトにしようと思ったのが、自分自身の「強がり」と「弱さ」についてだったんです。「強がり」って、本当はすごく弱いから「強いぶる」んだと思うんです。弱い自分を責めるんではなくて、それも「自分」なんだって認めてあげることで、初めて自分らしく、強くいられると思うんです。だから、その2つの対比を面白く描けるソングライティングを心がけました。 タイトルを「RAINBOW」にしたのは、もともと、「虹」が大好きで、歌い手である自分のテーマにもしているんです。雨の後に見る虹のように、辛いことや悲しいことがあって涙した後に、聞いて元気になったり、また頑張ってみようかな、って思ってもらえるような曲を届けて願いがあって、歌を始めた頃から、「今だ!」っていうタイミングで「RAINBOW」というタイトルのアルバムを作りたいと考えていました。

3前作のミニアルバム「True Colors」との作品の内容の違いや心境の変化などはありましたか?

「True Colors」では出し切れなかった、新たな自分の「色」を見せられるように、サウンド面ではコーラスワークやボーカルパフォーマンス面でも、成長が見せられるように努力しました。前回ではミディアム?バラード中心の内容だったのですが、今回はミディアム?バラードはもちろん、また違った一面も見せられるように強めの曲だったり、茶目っ気のある曲だったり、より幅広いサウンドに挑戦してみました。心境の変化としては、過去に、「自分はこうじゃなきゃいけない、とか、今こういうものが流行っているから、これをしなきゃいけない」みたいに変に型にはまってしまい、自分を見失っていた時期があって。自分はすごく強くて、何だって一人でできるんだって過信していたんです。でも、ここ1年くらいで、そう過信していたのは、自分が弱かったからなんだってことに気づいて。弱い自分に対して、優しくなれたことで、より人に対しても優しくなれたと思うし、自分らしくいられるようになった。だから、このアルバムでは、そんな「弱さ」を、隠すことなく正直に描きました。自分らしくいることが、何よりも素敵なんだよってことも言いたくて。

16曲という数ある収録曲の中でも2曲目の「YES」について聞きたいのですが、リリックを読むとドキっとする内容だったりするのですが、この曲はどんな曲なのですか?

 

この曲は、普段はすごくわがままで、自分のやりたいようにやってなきゃ気がすまない!みたいな女の子についてなのですが、好きな人の前では、なんでも言うことを聞いてしまいたい!みたいに別人のように変わってしまう様子を描いたものです。女の子って、普段どんなに強がっていても、好きな男性の前ではコロッとかわいく変わってしまうので。(笑)実際に私が以前恋をしたときに、「この人の言うことならなんでも『はい!はい!』って言っちゃいたい!」みたいに思ったことがあって。(笑)それを曲にしてみました。

   

好きな人の事なら何でもしちゃう...みたいな笑?

 

そうですね。(笑)とびっきり素敵な人の前では、何でも言うこと聞いちゃいたいですね。(笑)普段は全然わがままなんで真逆ですが。(笑)

サウンドはシンセをふんだんに散りばめたサウンドになっていますが、どういった物を意識して音作りしましたか?

 

大抵、制作をするときはトラックをプロデューサーさんから聞かせていただいて、いいメロディが浮かんだものを曲にしているのですが、この曲もトラックを聞いた時点で、全体的なイメージがすぐに浮かんで曲作りを始めました。電子音はどんな曲でも派手になるしもともと大好きなので、今回のアルバムでも何曲かシンセはフィーチャーさせてますね。メロディ面では、とにかく覚えやすくて耳障りのいいキャッチーなメロディを作るように心がけていますね。

4曲目の「My Everything」について聞きますが、この曲はどんな内容の曲ですか?

 

この曲はこのアルバムの中でも特にさっき述べた「弱さ」を前面に出した曲です。別れの曲なのですが、自分は強いとか、一人で何でもできるって思ってたけど、当たり前のように一緒にいた恋人がいなくなって初めて、自分の本当の弱さに気づいたっていう曲です。プロデューサーのT-SKさんと、ピアノの音からストリングスまで、サウンド面でも一緒にこだわって作った思い入れのある作品ですね。

フィーチャリング陣もL-VOCAL、Full Of Harmonyと参加していますが、RAMPAGEでもお馴染みのFOHさんは、前回のベストアルバムで宏実さんがfeat.参加していましたね。それ以来の楽曲ですがどうでしたか?

 

そうですね。元々男性シンガーとのバラード曲を作りたいなと思っていたのですが、運良くFull Of Harmonyさんの「Stay With Me」にFeat.参加させていただいたので、今度はこちらが彼らをFeatureさせて頂けたら最高だなと思って、お願いしたら承諾していただいて。本当にラッキーだったと思います。L-Vokalさんは、以前松本ライブでご一緒させて頂いたときにライブを見て、フローとリリックにやられて、是非いつか一緒に曲を作れたらいいなと思っていたので今回お願いさせていただきました。

完璧なコーラスワークですね!ピアノが気持ち良いサウンドですね!FOHさんと歌っててどんな気分ですか?アンサーソング的な感じなのでしょうか?

 

ありがとうございます。プロデューサーの村山晋一郎さんから曲を聞かせていただいたときに、すごく優しさのある、愛溢れる曲にしようと思いました。元々、FOHさんとの「Stay With Me」の歌詞がすごく大好きだったんです。歌詞を見て思わず胸キュンしちゃうような(笑)お互いの不器用な部分が描かれていて、現実的で思わず自分が言われてるみたいな気分になっちゃったんで(笑)今回も、何かしら繋がるテーマにしたいなと思いました。普段、家族だったり、友達やファンの方など、自分を大事にしてくれる人に対して「皆、こんなダメな私に対してなんて優しいんだろう?」って思うことがよくあって、そういう人たちへの感謝も込めた歌詞にしました。FOHさんが書いてきてくれた男性パートの歌詞も、再び胸キュンしちゃいました。またしても自分が言われてるような。(笑)

L-VOCALさんとの楽曲ははどうでしたか?

 

「I'm With You feat, L-Vokal」は、「孤独」についての曲なのですが、普段、どんなに皆からの支えや愛を感じていても、「孤独」を感じることがあって。結局やっぱりやるのは自分だし、夢を追い続けるって、簡単なことじゃない。でも、そうやって孤独を感じながらもがいているのは、自分一人だけじゃないし、人間きっと皆不安を抱えながら、孤独と戦いながら生きてるんだと思うんで、「一人じゃないよ」ってメッセージを込めて作りました。L-Vokalさんのヴォーカルが乗ったことで、更に深くて、スパイスが効いた曲に仕上がったので、こちらも特に思い入れのある1曲ですね。

その他に宏実さん自身がオススメする曲があれば教えて下さい!

 

もちろん全部です!が、強いて言うのであれば個人的には、「Your Song」、「碇星」、「Makin' Love」、「Recover」、「Rainbow」・・・(笑)尽きないですね。「Your Song」は、実際に自分もいろんな人に馬鹿にされたり、笑われたりして、何度もあきらめようと思ったけど、何とか続けてきて今があると思うので、私と同じように、もがきながら頑張っている人への強い叫びのような応援ソングです。「碇星」は、「日本らしさ」を意識した曲にしました。元々小さい頃から琴を習っていて、邦楽に触れて育ってきたので、自分が作るR&Bに和を加えるのが好きで、作でも「恋煩い」で和っぽいトラックで歌ったのですが、今回は「地歌」と言われる邦楽のボーカルをフィーチャーさせ、歌詞も万葉集などにみる日本女性特有の「奥ゆかしさ」を描いた書物にインスパイアされて作りました。「Makin' Love」は、私が普段ヤバい曲を聴くときに感じることをちょっとエッチに表現してみました。(笑)シンプルで迫るようなトラックに絡まるコーラスワークに耳を傾けて聴いてほしいですね。「Recover」、「Rainbow」はもう3年前にレコーディングした、私の原点ともなる曲。この2曲から、いろんな出会いがあり、今回もアルバムをリリースすることができたと思っています。

サウンドプロデューサーもそうそうたる面々ですが、例えば安室奈美恵やEXILEを手掛けるUTA氏など、、、様々なプロデューサーと楽曲制作をするっていうのはどんな感じなのかなって。他にはどんなプロデューサーが居たのですか?

 

プロデューサーさんによって、お願いする曲のタイプは変えていますね。半分は、プロデューサーさんからこういうのはどうか?とトラックを与えていただいたものにメロディと歌詞を乗せ、残り半分はプロデューサーさんが得意とするタイプの曲をこちらからお願いしました。UTAさんとは今回ソロとしては初めてだったのですが、すごくコミュニケーションをとるのが上手な方で、お互いの意見を合わせながら制作できて、とてもいいものができたと思っています。もう4年近く一緒に作っているU-Key zoneさんとの曲は今回6曲収録されていますが、U-Keyさんは私を心理的に操るのが非常に上手くて(笑)いつも、私の実力以上のものを引き出してくれます。T-SKさんとも5曲制作していますが、普段から仲がよく、阿吽の呼吸が取れているので、等身大で自分らしい作品が多数作れたと思います。村山晋一郎さんは、LA在住なので、インターネットでデータでのやりとりをしました。個人的に村山さんの上質なピアノ、コーラスワーク、洗練されたビートが大好きなので、本当に気持ちよく歌えました。fink bro.の2人も今回初めてだったのですが、今回2曲制作し、他の作品とは表情を変え、「Secret」と「秘密」という、同じテーマだけどまったく違った内容のアコースティックな曲を作りました。Nao'ymtさんの曲はコーラスワークがすばらしく、私の「Rainbow Voice」と呼ばれるボーカルを上手く操って下さいました。

レコーディング現場はどんな雰囲気だったのですか?製作期間はどれくらいでしたか?なにか面白いエピソードや苦労した点があれば教えて下さい。

 

どの場でもとてもリラックスして制作できましたね。T-SKさん、U-Key zoneさんとは普段から何でも話し合えるくらい仲がいいし、プロデューサーの皆さんも、エンジニアの皆さんも、わがままな私の意見を取り入れてくださって、本当に感謝しています。 製作期間は、3年半前にレコーディングしたものから、5月末にレコーディングしたものまで収録されているのでかなり長期間ですが(笑)完全に缶詰状態になったのは、3月からなので、2ヵ月半くらいで一気に作った作品が詰まっています。選んで、作って、録って、を繰り返していたので、最後のほうはこれ以上歌詞がでないんじゃないか?なんていう不安もありましたが、有難いことにプロデューサーさんたちに助けられ無事に終えることができました。

これからも活動予定などがあれば教えて下さい。

 

7月から9月まで、「RAINBOW」を掲げて全国をライブで回りたいなと思っています。9月末か10月頭に、東京でツアーファイナルとしてワンマンライブを行う予定です。ライブを行う傍ら、制作も続けていって、更なる成長を遂げたいですね。

最後にファンの皆さんとRAMPAGE読者にコメントをお願いします。

 

そうですね。(笑)とびっきり素敵な人の前では、何でも言うこと聞いちゃいたいですね。(笑)普段は全然わがままなんで真逆ですが。(笑)


<ちょっと質問のコーナー>
A.最近良く聴くアーティストは誰ですか?

 

JINE、宏実、Brandyなど。

A.宏実さんが雨上がりに「RAINBOW=虹」を見つけたらどうしますか?

 

間違いなく写メってBLOGに書きます。(笑)

宏実さんにとって歌う事とはどんな事ですか?一言でお願いします。

 

「伝える」ことです。


Release Infomation
1st Full Album
「RAINBOW」
2009.6.24 On Sale!!

 suga-0001 \2,698(tax in)
1. INTRO -True Colors-
2. YES
3. COLORFUL WORLD
4. MY EVERYTHING
5. RAINBOW
6. DR.ANGEL
7. I'M WITH YOU feat. L-VOKAL
8. YOUR SONG
9. 愛されたい
10. VANILLA
11. WHY feat. Full Of Harmony
12. 碇星
13. MAKIN' LOVE
14. RECOVER
15. SECRET
16. 秘密
     
「みんなが恋してしまう歌声」

R&B Siger-Songwriter with Rainbow Voice

<運命的な出会い=Nao'ymt>
ボストンから帰国後の2004年、自分の歌を純粋に理解してくれるプロデューサーを探し、日々、自分の音源を送る。 音源を聞いてくれたNao'ymt氏からすぐに連絡が来て、念願の対面を果たす。
そして2005年、Nao'ymt氏プロデュースによる初の楽曲、「Recover」を配信、高い評価と大きな反響を得る。

<試行錯誤の日々、そして、転機>
数々のオーディションを受けるも落選が続く中、それでも歌うことへの想いを捨てることは決してしなかった。
「自分の歌を多くの人に届けたい」。
その想いだけで作詞・作曲を続け、多くのライブをこなしていた。その時に出会ったのが、Sugabee recordsのMr.T-Kだった。
「歌う」ために歌うのではなく、「伝える」ために歌う。 そして2008年5月、宏実の稀有な才能を、さらなるone and onlyアーティストへと昇華させた初のミニアルバム、[True Colors]を発売。


<日本の伝統×R&Bの伝統 = 宏実 >
母親の影響により、幼少の頃から生田流箏(こと)に触れる。
自ら箏を弾きレ コーディングした「恋煩い」は、宏実の意外な音楽性を見事に表現 している。

<作詞・作曲(メロディー)・コーラスワーク>
宏実の作詞の世界観は、
聴く人のどこかにある世界(想い)=感じているけれど言葉には出来ないモノ と必ずリンクしている。
その歌詞に、誰もが聴き入る新しいメロディと、レインボー・ボイスが散りばめられた
美しいコーラスが加わり、すべてが繋ぎ合わされ、聴く人の感情の奥に突き刺さり、記憶に深く留まる。

多くの他アーティストとの競演(feat.)やプロデュースも手掛け、
自ら、作詞・作曲・コーラスワークを組んでいる。
作詞家として、MAKAI(井出麻里子、KCO)、天上智喜などに歌詞を提供。

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